新潟の地酒
- 2018.04.14
豊富な雪解け水、美味しいお米、寒さがもたらす清らかな空気。酒どころ「新潟」に訪れたら味わいたいこの土地ならではの酒。「ひなの宿 ちとせ」では、おすすめの地酒を各種取り揃えております。
地元食材の料理と合わせてご堪能ください。
高の井酒造・新潟県小千谷市
「酒造りに適した風土の恵みをお酒に込めて届けること」を信条に、江戸時代に遡る歴史を持つ酒蔵。
「雪中貯蔵」発祥の地
高の井酒造が日本で初めて挑戦した、雪の中でお酒を熟成させる「雪中貯蔵」。高さ5mの雪の中にあるタンクは平均温度0度、湿度100%、空気対流0の状態となります。その中で貯蔵されたお酒はフレッシュな香りが保たれ、味は荒さがとれてまろやかな仕上がりに。現在、雪中貯蔵自体は広がりを見せていますが、そのほとんどは瓶詰め後の貯蔵。高の井酒造では瓶詰め前の原酒をタンクで貯蔵するスタイルでより空気に触れる機会を少なくし、お酒の品質を守っています。
酒米は農家との契約栽培による「越淡麗」、地元魚沼を中心に生産される「五百万石」を使用。
新潟県米100%にこだわります。
仕込み水は5本ある自社井戸のうち一番酒造りに適したものを選びます。
高の井酒造・ちとせのそれぞれ二代前が兄妹で、今でもつながりがあります。
姉妹会社山崎醸造の味噌、醤油もちとせで使用。
ちとせ取り扱い 高の井酒造のお酒
越の初梅 | 雪中貯蔵で熟成した純米吟醸。新酒の持つフレッシュさを残しつつまろやかな味わい。
伊乎乃 | 38%まで磨き上げ醸した大吟醸。一滴の中に「香り・味わい」お米のロマンを凝縮しました。
初 梅 | 米の旨味が広がるフレッシュな風味の中に、爽やかな香りを封じ込めた純米酒です。
田 友 | 高級酒用酒米『越淡麗』を100%使用。心技入魂「米・水・技」を結集した理想の酒です。
松乃井酒造場・新潟県十日町旧川西町
創業当時からの横井戸の水を用い、良質な酒米を自社精米。昔から変わらず続く、妥協しない酒造り。
手間を惜しまぬ酒造り
新酒観評会で三年連続金賞を受賞するなど全国でもその名を知られる名蔵「松乃井酒造場」。酒造りにいい水が出るというのでこの十日町につくられたそうです。ザルによる米の手研ぎにはじまり、麹づくり、蒸米を運び、冷まし、移し替えるなど機械に頼らない細やかな作業で行われる丁寧な酒造り。
生産量が限られるため地元以外ではなかなか手に入りません。
最近は使う酒蔵も少なくなっている、堂々とした佇まいの「和釜」。
酒造りに使うお米は昔ながらのやり方で蒸します。
松乃井の名の由来ともいわれる赤松林から湧き出す清浄な水。
横井戸の水が創業当時より変わらず使われ続けています。
手間のかかる伝統的な酒造りは、松乃井酒造場の次世代を担う蔵人たちに受け継がれていきます。
ちとせ取扱い 松乃井酒造場のお酒
松乃井| 酒造好適米「たかね錦」を55%まで精米、低温でゆっくり発酵させて出す米の旨みと香り。
英保 | 【数量限定品】越淡麗35%精米。杜氏が極寒の酒蔵の中で情熱をかたむけた逸品。
ちとせ取扱い その他の新潟のお酒
どぶろく |有機栽培の自家米を昔ながらの製法で仕込む濃厚な味わい。
天神囃子 | お米本来の味を感じさせる甘口の特別純米酒。雑味が少なく幅のある旨味が特徴。
八海山 | スッキリと淡麗。米の旨みとまろやかな喉越しを楽しめる山菜・魚に良く合うお酒。
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新潟の地酒を楽しむなら、その土地の味と一緒に味わっていただく「地酒の宿プラン」がお勧めです。
食前酒として飲んでいただきたいお酒、肉料理に合うお酒など
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※季節限定酒を使用するため、時期により種類が変わる場合がございます。
「地酒の宿」とは
【一】 新潟県産の地酒を提供
【二】 新潟県産食材を使った、地酒に合う献立・プランの提供
【三】 新潟清酒の達人が館内にいる宿
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